ζ nhk
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Riemann Hypothesis

数学の事よくわかんないけどミステリー大好きって人向けの動画を紹介。

規則性の無いと思われていた素数の出現パターン。
しかし素数で作られたゼータ関数の零点は一直線上に存在する事をベルンハルト・リーマンが発見し、
これまでの「素数の並びに意味はあるか?」から
「ゼータ関数の非自明な零点はすべて一直線上にあるはずだ」と予想した。
このリーマン予想を証明しようと150年もの間 数学者ら(※)によって研究されてきたが未だ解明には至っていない。
この動画は素数の謎を解き明かそうとする数学者達の物語。
リーマン予想って何?って人のほうが楽しめると思いますので観てってネ。


(※)ゼータ関数上の零点の分布の数式が、原子核のエネルギー間隔を表す式と一致する事が発見された後は物理学者達もリーマン予想を研究対象とし活発化している。



動画に出てくる数学者ルイ・ド・ブランジュは生涯をリーマン予想の研究に捧げて来た。
その彼が「リーマン予想を証明した」とする論文を発表。
しかし過去に三度同じように主張したものの失敗に終わっている。四度目の今回も恐らく同じ結果であると言われている。
ちょっぴり切ないけれども、ブランジュの姿が リーマン予想の証明に失敗し散っていった数学者達と同じように映されていることで数学者の儚さを感じました。

近いうち、ポアンカレ予想を証明したグリゴリー・ペレルマンのような天才が現れて解決する時が来るのだろうか。
てか数学・物理学に精通したペレルマンこそがこの難問を解き明かせるのかもしれない。
彼は数学の世界から身を引いてしまったとされているが、もしかして今、ひっそりと研究しているのかもしれない。